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シボレー・C/K シリーズ

・概要

1960年から2002年にかけてGMがシボレーブランドより販売していたCKシリーズ。
1959年まで販売していた タスクフォースシリーズ の後継であり、また現在も販売されている シルバラードシリーズ の先代にもあたるのが本シリーズである。
今尚人気であるC10といったピックアップトラックシリーズや中型・大型までの多くのトラックがこのシリーズに属している。
C/Kというのはモデルの駆動方式の違い、及び当時GMが製造していた他シリーズ(Lシリーズ、Pシリーズ等)との差別化を図る為のコードであり、 Cシリーズが後輪駆動モデル、Kシリーズが四輪駆動モデルとなっている。 また、シリーズを通して主にフリートサイド、ステップサイドの2種類のトラックベッドが採用されている。

尚、GMCブランドよりも C/Kシリーズ が発売されているが、本ページでは主にシボレーブランドにおけるC/Kシリーズについて取り上げていく。

 

初代

1960年モデル

photo 前年まで販売されていたタスクフォースシリーズの後継モデルとして、1960年に販売を開始。
標準モデルをシリーズ10(C10/K10)、
ホイールベースがより長くなったモデルを順にシリーズ20(C20/K20)、シリーズ30(C30)、シリーズ40(C40)
以降のC50~C80は商工業・特殊用途向けにサイズアップが施された中型トラック・大型トラックとなっている。
また、前期モデルのみ、タスクフォースシリーズにも使われていたバッジネームが引き継がれており、 シリーズ10~40に「アパッチ」、シリーズ50~60に「バイキング」、シリーズ70~80に「スパルタン」の名が与えられた。
本稿では主にシリーズ10~40"アパッチ"までのモデルについてまとめていく。

タスクフォースシリーズの丸く、のっぽなデザインとは打って変わり、よりフラットで角ばったデザインを採用した本シリーズ。
ボンネット前面にはウィンカーと一体となった楕円型のダクトが2つ、エンブレムで中央を隔てるように付いているのが前期モデルの特徴だ。
グリル、バンパー等の外装パーツはタスクフォースシリーズと同じく白色に塗装されており、 こちらはカスタムトリムのオプションでクロームメッキに変更することが可能であった。
インテリアは、インパネと左右対称に膨らんだグローブボックスが中々個性的なデザインを採用している。

車両データ

ホイールベース:2921mm~3378mm
全長:4740mm~5493mm
全幅:--mm
全高:--mm
ベッド全長:1984mm~2750mm
重量:1950kg~3538kg
エンジン:スリフトマスター(直6 3.9L) / トレードマスター(V8 4.6L)
駆動方式: 後輪駆動/四輪駆動


-シリーズ10(C/K10)
C/Kシリーズの中でも最も小型なシリーズ10。
その中でも、ホイールベースの違いからC/K14及びC15の2種類のモデルが存在するのだが、どちらもシリーズ名であるC/K10と呼ばれることが多い。

・C/K14
ホイールベース2921mm/全長4740mm/ベッド全長1984mmのスタンダードモデル。
本モデルのみパネルバンが選択可能であった他、派生モデルであった同年式のサバーバンも同じモデルコードに含まれている。
・C15
ホイールベースが3225mm(+304mm)に延長されたモデル。
これにより全長が5232mm(+492mm)、ベッドが2489mm(+505mm)まで延長されている。
ピックアップモデル及び※シャシーキャブのみ対応している。
※ベッドが最初から取り付けられていないモデル

ボディスタイル
・シャシーキャブ
・ステップサイド
・フリートサイド
・(C15のみ)パネルバン
・(C15のみ)サバーバン(横開き式リアゲート or 跳ね上げ式リアゲート)


-シリーズ20(C/K20)
・C25/K25
シリーズ10の強化版ともいえるシリーズ20。
ボディはC15と変わらないものの、スプリングやブレーキの強化に標準タイヤ幅の拡大など、多様な用途にも対応できるよう足回りが強化されている。
シリーズ10には対応していなかったステーキベッド(C25のみ)が取り付け可能であった。

ボディスタイル
・シャシーキャブ
・ステップサイド
・フリートサイド
・ステーキベッド(C25のみ)


-シリーズ30(C30)
・C36
ホイールベース3378mm/全長5493mm/ベッド全長2750mmにまで延長された大きなモデル。
積載量に特化している上、フレームもKシリーズ用の物が使われている。
また、フリートサイドが選択不可になり、代わりにパネルバンが選択可能となっている。

ボディスタイル
・シャシーキャブ
・ステップサイド
・パネルバン
・ステーキベッド

-シリーズ40(C40)
-

1961年モデル

photo

 photo by Greg Gjerdingen

マイナーチェンジが行われ、フロントグリル及びボンネットダクトのデザインが変更された他、フェンダーに取り付けられていたバッジがボンネットのサイド部へと移動されている。


 


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